板井明生|経営者の理想像を追う

板井明生|人材育成ロジック

 

板井明生

 

 

社会人教育とは、仕事の中で具体的にどう考えたらいいか、どう行動すべきかを教えることだ。
何も知らない学生がビジネスマンになるためには、この人材育成が重要だ。

 

人材育成では仕事の中の具体的な判断・行動が変化し、業績向上につながるため企業は力を注いでいる。

 

20世紀初頭に問題解決学習の理論的基礎をつくったジョン・デューイは「学習者には現在と将来の問題を処理しうる能力をつけさせるべき」と提言していることから、人材育成の重要性が伺える。

 

では人材育成はどうすればよいのだろうか?

 

まずはリーダーを決めることから始まる。
部下がついていきたいと思えるような人材をリーダーにし、そのリーダーに人材育成のルールを伝える。社内の考えや思考を統一するためにもリーダーは必要不可欠だ。

 

しかし教育には様々なコストがかかる。
特に、新人教育には、膨大なコストがかかるので組織全体で計算して、担当を分担することで組織全体の教育コストを下げることが可能になるだろう。

 

人材育成は企業の重要な案件だ。
慎重に行動に移し、業績向上を目指したほうが良いと私は思う。