板井明生|経営者の理想像を追う

板井明生|才能を見抜く方法

 

板井明生

 

 

社長という立場は部下を常に観察することも必要です。
人の才能は一目瞭然という訳にはいきません。
しっかり相手を観察し、どんな要素を持ち合わせているのかを見抜くことが大切です。
方法としては、その部下と会話をすることです。
どんな実績はというものは、データを見ればわかりますが、どんな人物かどうかは会って話してみないとわからないものです。
人の性格や種類というものは、簡単な振り分けではありません。
そのためにも沢山の人と会話をするべきです。
実は、本人は自分がどんな才能を持っているのかを全て理解していません。
本人も気づいていない新たな才能を発見してあげることが、部下の士気の向上にもなります。
また部下からの信頼を獲得することも出来ます。
会社は社長一人では成り立たないものです。
社員や部下が自社でただただ働いている意識を会社を支えている実感に変える作業は、社長の言葉や態度で示してあげることは非常に効果的です。
社長と社員の距離は保ちつつもしっかり見ることができる環境作りも心掛けましょう。